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以前紹介しました國分誠先輩(青樹会2009年卒 栃高出身・現在横浜国立大学4年生)が、「青樹会とカンボジア」というタイトルで、カンボジアでの活動報告を送ってくれました。

「せっかくなら、高校生にも卒業生にも保護者の方々にも面白いと思われるようなものを書きたいので」と、10ページに渡る報告を書いてくれました。

中学生・高校生の皆さんは、大学生になった自分の姿を想像することって難しいですよね。でも、5年後、8年後、自分が國分先輩と同じ年齢であるのは確かです。大学生という貴重な自由な時間を 様々な経験のために使い、勉強を続け、自ら動き、将来に向かって着実に歩む先輩から多くを学んでください。

先輩も、4年前は高校生でした。
数学のミスに悩み、五島先生の英語や小論文の試練に耐え、真剣に考え、100%で立ち向かって受験を乗り越えています。

それでは、青樹会からのお知らせ 初の、
Part1からPart4の 四部構成でお届けします。



***** Part 1*****

「青樹会とカンボジア」

2011年3月6日、僕はカンボジアで穴を掘っていました。

乾季で雨が降らないため地面は固く、シャベルは殆ど地面に刺さりません。かろうじて掘り崩せた土を穴から取り出し、それを小学校の端まで捨てに行きます。積まれた土で出来た小さな山では子どもたちが遊んでいます。

乾期のカンボジアの空は雲ひとつなく、日焼けで我々の肌は真黒です。気温は最高で40度近くまで上がり、僕たちの体力を容赦なく奪います。休憩時間に飲む麦茶が最高に美味しかった事を覚えています。

Makoto 1

僕は「NPO法人 JHP学校を作る会」(以下JHP)のボランティア派遣事業に参加し、2011年2月27日から3月24日の間、17人の大学生と2人のJHP職員と共にカンボジアに行ってきました。ボランティア派遣の目的は カンボジアに建設中の小学校にブランコを建てる ことです。JHPがしている音楽・美術教育事業の視察、義足を作るNGOや孤児院の訪問、キーリングフィールド、トゥールスレンといったポルポト政権関連施設の見学などもしましたが、カンボジアにいた期間のほとんどは小学校のブランコ建設作業をしていました。

カンボジアで何を見て、何を感じたかを語る前に、まずは なぜこの活動に参加したかについてお話ししたいと思います。そのためには、大学に入学したところから話さなければなりません。少し遠回りになりますが、お付き合い下さい。


ボランティア派遣に参加した理由
大学に入学した当時、僕が抱いていた一番強い思いは「いろんな経験を積んでみたい」というものでした。
高校時代には理系の学部に進んで、将来的には環境問題に取り組みたいと考えていました。

しかし、僕はある日五島先生から、
「あなたは理系じゃない。」
と言われます。自分が理系の人間だと信じ込んでいたため、その言葉は衝撃的でした。

理系に進んだのは、数学が他の教科よりできたというだけ、環境問題に取り組みたかったのも基本的には当時流行っていただけだったことに気付いたのは、大学に入ってからです。

五島先生の言葉に従って理系から文系に移ったことで、自分の「目標」を失ってしまいましたが、とりあえず何をやりたいかは大学に入ってから考えようと、履修の制約も少なく比較的自由な時間を持つことができる横浜国立大学の教育人間科学部国際共生社会課程に入学しました。

「いろんな経験を積んでみたい」と思っていたのはそのためです。大学では出来るだけ様々な分野の授業を選んだり、フィリピンヘのスタディツアーに参加したりしました。大学外では興味がありそうな講演会に行ったり、ユニセフ神奈川県支部(現神奈川県ユニセフ協会)のボランティア・スタッフをしたり、ボランティア・サークルの設立と運営もしました。

ユニセフ神奈川県支部での活動は充実しており、自分自身が成長することも感じることができました。しかし、それは支援先である人々の「顔」が見えない活動でした。自分の活動が、間接的に誰かへの支援に繋がることは分かっていました。しかし、ボランティアを自己満足の手段にしないためにも、自分の活動が「○○村の△△さん」のように「顔」の見える誰かの役に立っているという実感を持ちたかったのです。そのために、「発展途上国で実際に自分の身体を使って作業する」という、いかにも「ボランティアらしいこと」をしようと思い、ユニセフで知り合った方から紹介されたJHPのボランティア派遣に応募しました。

前置きが長くなってしまいましたが、これがカンボジアへのボランティア派遣に参加した理由です。次はいよいよ、カンボジアでのことについてお話したいと思います。

<Part2へ続く・・・>
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2012.07.09 Mon l 卒業生(英語コース出身)の活躍 l コメント (1) トラックバック (0) l top

コメント

No title
カンボジアでのボランティア活動についてのお話は、去年の教室の壁塗り作業の時に、誠先輩から直接伺っていました。
とても大変であった反面、得たものも多くあったとおっしゃっていたのを覚えています。 
夢や目標に向かって自ら動き、考えることができる、その誠先輩の姿勢というものを、少しでも見習いたいです。
2012.07.14 Sat l nakamura. URL l 編集

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