わたしは幸運にもブラインドサッカーのボランティアで視覚障害者と交流の機会を持ち、留学先のイングランドで将来の研究の財産とも言える様な、多くの貴重な経験をすることができました。
そして最後に、彼らとの交流を通して心に残ったことの中で最後にお伝えしたいことは、大きな目標を持つのは何かを達成するための原動力で、その目標を立てたなら自分の“いま”の現実と向き合い、どうしたらそれを叶えられるのかを考え実行していくということです。

(選手たちのロッカールーム)
先日の片山先輩の素晴らしいライブの際に、五島先生がこのようなことをおっしゃっていました。
「“夢を簡単にあきらめない”というけれど、それはすごく大変で、長く泥臭い道のりで、その過程で時には誰かに頭を下げお願いしたり、費用を自分で賄わなければならなかったり、上手くいかないことがあったり、色んな“現実”に直面しなければいけない。その現実を乗り越え夢をあきらめずにがんばってきたのが、今日このステージに立っている片山先輩です」と。
わたしが実際に交流してきた、イングランドブラインドサッカー代表においても、誰一人すべてを保証されている人はいませんでした。選手は学生か社会人として、普段は学校に通うか働いています。ある学生の中にはこれから大学進学を目指し勉強しつつも、その中でブラインドサッカーを続けイングランド代表としてがんばっていきたいと、インタビューで語ってくれました。また、ある選手は視覚障害者のサッカー代表でも、健常者のイングランド代表と同じユニフォームを着て、エンブレム(スリーライオンズ)のマークを胸につけてプレーできることを誇りに思います、と答えてくれました。
わたしのイギリスでの様々な活動の中で、ダラム大学で行っていた精神障害者のサッカーのボランティアが評価され、大学からの奨学金でFAのフットボールの資格に挑戦してみたらどうかという話をもらえましたが、FAのフットボールのコーチの資格なんて、指導したこともない自分にはどうせ無理だろうと自分自身が一番思っていました。

(ダラム大学のスポーツ施設のボランティア掲示板前
ボランティアの活動が写真と共に紹介されていました
これがきっかけでコーチングライセンスへの道がひらかれました)
しかし、コーチの資格に挑戦し取得することができたのも、目標を達成するために“現実”と必死に向き合い、120%の準備をして(青樹会のモットーですね!)試験に望むことができたからではないかと思います。(自分の場合は、参加者全員のイギリス人に圧倒的に語学力で劣る、日本での競技歴・指導歴なしという悲惨なものでした…)
実際に講習に挑戦すると決めてからは、ひたすら資料を集め講習会の勉強をしていました。講習の3日間は、毎日夜中まで講習内容の勉強をして、最終試験に実際に自分がコーチとなって指導するための指導内容をメモ書きし、念仏のように夜が明けるまで唱えて練習していました。(今振り返ると笑って思い出せますが、試験終了後歩いて寮まで帰る道のりで意識朦朧で足がふらふらしていたのを覚えています。)
そして手にしたコーチングライセンス(資格免許)です。

(The FA公認のコーチング資格免許)
この記事のほとんどが障害者スポーツのボランティアに関わる内容になってしまいましたが、これを読んでいただいた後に少しでも障害者スポーツに関心を持つきっかけとなり、また青樹会で目標にがんばっている生徒たちに何かを伝えることができたらと思います。
いよいよロンドンパラリンピックが開催されます。
私自身もパラリンピックを観戦した後に、FA公認の「障害者フットボール」と「ブラインドフットボール」の2つのライセンスに挑戦してきます。自分自身もいつかブラインドサッカーの指導者になり、達成したい目標があります。
夢を叶えるためにしっかり現実を見据えたら、次は今できる最大限のことに一つ一つ挑戦し乗り越えていきたいです。
青樹会の皆さんにエールを送っています!!
帰国後またご報告ができるのを、楽しみにおります。
そして最後に、彼らとの交流を通して心に残ったことの中で最後にお伝えしたいことは、大きな目標を持つのは何かを達成するための原動力で、その目標を立てたなら自分の“いま”の現実と向き合い、どうしたらそれを叶えられるのかを考え実行していくということです。

(選手たちのロッカールーム)
先日の片山先輩の素晴らしいライブの際に、五島先生がこのようなことをおっしゃっていました。
「“夢を簡単にあきらめない”というけれど、それはすごく大変で、長く泥臭い道のりで、その過程で時には誰かに頭を下げお願いしたり、費用を自分で賄わなければならなかったり、上手くいかないことがあったり、色んな“現実”に直面しなければいけない。その現実を乗り越え夢をあきらめずにがんばってきたのが、今日このステージに立っている片山先輩です」と。
わたしが実際に交流してきた、イングランドブラインドサッカー代表においても、誰一人すべてを保証されている人はいませんでした。選手は学生か社会人として、普段は学校に通うか働いています。ある学生の中にはこれから大学進学を目指し勉強しつつも、その中でブラインドサッカーを続けイングランド代表としてがんばっていきたいと、インタビューで語ってくれました。また、ある選手は視覚障害者のサッカー代表でも、健常者のイングランド代表と同じユニフォームを着て、エンブレム(スリーライオンズ)のマークを胸につけてプレーできることを誇りに思います、と答えてくれました。
わたしのイギリスでの様々な活動の中で、ダラム大学で行っていた精神障害者のサッカーのボランティアが評価され、大学からの奨学金でFAのフットボールの資格に挑戦してみたらどうかという話をもらえましたが、FAのフットボールのコーチの資格なんて、指導したこともない自分にはどうせ無理だろうと自分自身が一番思っていました。

(ダラム大学のスポーツ施設のボランティア掲示板前
ボランティアの活動が写真と共に紹介されていました
これがきっかけでコーチングライセンスへの道がひらかれました)
しかし、コーチの資格に挑戦し取得することができたのも、目標を達成するために“現実”と必死に向き合い、120%の準備をして(青樹会のモットーですね!)試験に望むことができたからではないかと思います。(自分の場合は、参加者全員のイギリス人に圧倒的に語学力で劣る、日本での競技歴・指導歴なしという悲惨なものでした…)
実際に講習に挑戦すると決めてからは、ひたすら資料を集め講習会の勉強をしていました。講習の3日間は、毎日夜中まで講習内容の勉強をして、最終試験に実際に自分がコーチとなって指導するための指導内容をメモ書きし、念仏のように夜が明けるまで唱えて練習していました。(今振り返ると笑って思い出せますが、試験終了後歩いて寮まで帰る道のりで意識朦朧で足がふらふらしていたのを覚えています。)
そして手にしたコーチングライセンス(資格免許)です。

(The FA公認のコーチング資格免許)
この記事のほとんどが障害者スポーツのボランティアに関わる内容になってしまいましたが、これを読んでいただいた後に少しでも障害者スポーツに関心を持つきっかけとなり、また青樹会で目標にがんばっている生徒たちに何かを伝えることができたらと思います。
いよいよロンドンパラリンピックが開催されます。
私自身もパラリンピックを観戦した後に、FA公認の「障害者フットボール」と「ブラインドフットボール」の2つのライセンスに挑戦してきます。自分自身もいつかブラインドサッカーの指導者になり、達成したい目標があります。
夢を叶えるためにしっかり現実を見据えたら、次は今できる最大限のことに一つ一つ挑戦し乗り越えていきたいです。
青樹会の皆さんにエールを送っています!!
帰国後またご報告ができるのを、楽しみにおります。
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貴重なお話ありがとうございました。
僕は大学に入ってから、いろいろな活動に参加するようになりましたが、将来の目標がまだ漠然としているからか、時々ふと悩むことがあります。
今回の巧先輩の記事を読み、これからもボランティア活動など多くのことをがんばろうと思えたのと同時に、自分の目標をもう少し明確にしなければなと感じました。
ありがとうございました!